5αリダクターゼって一体何ですか? ザキオ 5αリダクターゼは薄毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素のことです |
5αリダクターゼについて
5αリダクターゼとは、男性ホルモン「テストステロン」の働きをより強める「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換する作用をもつ酵素の事です。
5αリダクターゼには、1型5αリダクターゼと2型5αリダクターゼがあり、2型5αリダクターゼがより強力な男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」を生成する働きがあると言われています。
1型5αリダクターゼとは?
1型5αリダクターゼとは、主に側頭部や後頭部の皮脂腺に存在する酵素のことです。
1型5αリダクターゼは、皮脂腺に多く存在しているため、皮脂の分泌が多く、肌が脂っぽいという人は、1型5αリダクターゼの分泌が多い傾向があります。
皮脂腺の中の1型5αリダクターゼが入り、ジヒドロテストステロンが生成されると、皮脂の分泌が増加して、その結果、頭皮環境が悪化する恐れがあると言われています。
2型5αリダクターゼとは?
2型5αリダクターゼとは、主に前頭部や頭頂部の毛乳頭内で活動する酵素の事です。
毛乳頭は、毛細血管を通じて運ばれてくる栄養素をもとに髪の毛を生成する働きを持つ細胞です。
その毛乳頭の中で2型5αリダクターゼの働きが活発化すると、ジヒドロテストステロンが増加し、ヘアサイクロンの非正常化が進む恐れがあります。
その結果として、男性型脱毛症(AGA)を誘発してしまう可能性が高くなるというわけです。
5αリダクターゼによる薄毛を防ぐには
プロペシア(フィナステリド)による5αリダクターゼの抑制
プロペシアとは、世界60ヵ国以上で使用されているといわれる男性型脱毛症(AGA)の治療薬のことです。
フィナステリドには、体内にある「5αリダクターゼ」がテストステロンと結合するのを阻害する作用を持っているため、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える効果が期待されています。
ザガーロ(デュタステリド)による5αリダクターゼの抑制
ザガーロとは、2015年に日本でも男性型脱毛症(AGA)に効果が認められるとして承認されたAGA治療薬のことです。
ザガーロは、薬剤名で、その有効成分は「デュタステリド」と呼ばれています。
デュタステリド(Dutasteride)とは、テストステロンからのジヒドロテストステロン(DHT)生成を阻害する効果があるとされています。
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