ミノキシジルとは
ミノキシジルは発毛効果の高いAGA治療薬です。最もAGAクリニックで処方されることが多い治療薬になります。
ミノキシジルには、直接頭皮に薬液を塗るタイプと錠剤を服用するタイプの2種類があります。
それぞれの使用方法や効果について見ていきましょう。
錠剤タイプのミノキシジルタブレットはAGA治療薬に最も効果があると言われています
ミノキシジルの効果について
ミノキシジルはAGAに対して効果を発揮する薬です。
ミノキシジルの発毛効果を脱毛症の研究を行っている日本皮膚科学会も認めています。
日本皮膚科学会が公表している脱毛症診療ガイドラインでは、ミノキシジルを使った治療を強く推奨しています。
出典https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
ミノキシジルタブレットの効果
最も発毛効果が期待できるのはミノキシジルタブレットです。
リキットタイプのミノキシジルは頭皮に浸透して毛根に発毛成分を届けます。
しかし、毛根まで浸透するのはごく一部です。
それに対してミノキシジルタブレットは、服用することで発毛成分が血管を通ってしっかりと毛根に届くので発毛効果も高いです。
塗るタイプのミノキシジルやプロペシアであまり髪が改善しなかった人でもミノキシジルタブレットを服用することで髪が改善したケースも多いです。
ミノキシジルの臨床試験結果
ミノキシジルの発毛効果は臨床試験で確認されています。
下の画像は13ヶ月に渡ってミノキシジルを投与したときの発毛効果に対する患者の印象をグラフにしたものです。
このグラフの結果からわかることは発毛の効果を実感できるのは3ヶ月から。
半年後には80%の人が発毛を実感できる。
一年後には90%の人が髪の悩みを改善できたと感じています。
なぜミノキシジルは発毛効果があるのか。
それはミノキシジルは細胞分裂を活性化する効果があり、髪の毛が太く成長します。
char no=”4″ char=”所長”]また、発毛の効果はミノキシジルの濃度によって違います。日本国内ではミノキシジル濃度が1%と5%の2種類が売られていますが、濃度の高い5%の製品のほうが1%の製品より発毛効果が高いです。これは濃度が高いほうがミノキシジルが頭皮を透過して毛根に届く量が多いためです。[/char]
ミノキシジルの効果が見込める薄毛タイプ
ミノキシジルはAGA治療に効果を見込めます。
特に下の図のような頭頂部や生え際の脱毛症に効果があります。
しかし、AGAが進行してしまった部分には、ミノキシジルの効果は見込めません。
そのため、AGAの症状が出たら早めにクリニックを受診しましょう!
ミノキシジルの副作用
塗るタイプのミノキシジルの副作用
リキッドタイプのミノキシジルの副作用で最も多いのは痒みと炎症です。
臨床試験での主な副作用は湿疹2.0%、毛のう炎2.0%、接触皮膚炎2.0%
これらの副作用は軽微なものなので、心配する必要はありません。
もし重篤な副作用が起きた場合は使用をやめ、クリニックに相談しましょう。
ミノキシジルタブレットの副作用
ミノキシジルタブレットは発毛効果が高い分、副作用が強いのも事実です。
ミノキシジルタブレットの副作用には次のものがあります。
全身の発毛(多毛症)動悸や胸痛、狭心症などの心臓に関係する副作用顔のむくみ、赤ら顔、頭痛、めまい血圧低下ED(勃起不全)・性欲減退、初期脱毛
重篤な副作用もあるため、必ず医師の診断の元処方を受けましょう。
塗るタイプのミノキシジルの場合、副作用は塗った部分だけに起きますが、ミノキシジルタブレットの場合、血流を経由するのでその影響は全身に表れます。
ミノキシジルを手に入れるには
ミノキシジルタブレットは個人輸入によって入手することが可能です。
しかし、日本ではミノキシジルタブレットは医師の処方以外では購入することができません。
それは個人輸入よってたくさんの健康被害が確認されているからです。
安さにつられて自身の健康を損なうのは本末転倒です!
なのでミノキシジルは専門のAGAクリニックで処方してもらいましょう。
また、同時にプロペシアを処方されることで薄毛の進行を食い止めることができます。