AGAクリニックで処方されるプロペシアって何ですか?
AGAを改善することができると言われているAGA治療薬です
本当ですか!?一体何なのか教えてください!
プロペシアは服用者の98%が効果を実感している
プロペシアは、AGA(男性型脱毛症)の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の増殖を抑える効果があります。
そのため、抜け毛を抑えることができ、AGAを改善することが可能と言われています。
プロペシアは、抜け毛予防の有効成分「フィナステリド」を主成分としたAGA治療薬(医薬品)です。
米国メルク社で開発され、日本国内では、MSD株式会社(旧:万有製薬)が厚生労働省から製造承認を受け、2005年12月より販売が開始されています。
現在では世界60カ国以上、日本国内では13,000を超える医療機関で処方されています。
プロペシアは発毛目的の薬ではなかった
アメリカのニュージャージー州に本社を置くメルク社は、前立腺肥大の治療薬を開発・製造しました。1992年に、日本の厚生労働省に相当するアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けて、「プロスカー」という名称で販売。ところが、発売後にこの薬を使った人たちから、「髪が生えてきた」という報告が寄せられたのです。調査の結果、、プロスカーに含まれるフィナステリドという成分が、薄毛症状を改善する可能性があることがわかりました。そこで、AGA治療薬として再開発し、プロペシアとして登場したのです。
プロペシアは、日本国内では2005年に発売され、それ以来AGA治療の主軸として広く使用されています。
AGAに対するプロペシアの作用
AGA発症のメカニズムに対して、プロペシアの有効成分フィナステリドは、5αリダクターゼの働きを抑えるように作用します。そして、テストステロンと5αリダクターゼが結び付くことを阻害し、ジヒドロテストステロンが作られないように作用します。
ジヒドロテストステロンが作られなければ、ヘアサイクルが乱されることもありません。毛乳頭の毛母細胞は、やがて正常なヘアサイクルを取り戻し、太く長い髪を作り始めます。その結果、薄毛や脱毛が改善されるというわけです。
プロペシアの副作用
すべての医薬品には、程度の差こそあれ、副作用がつきものです。
フィナステリドには、わずかながら性欲減退や勃起不全といった、いわゆる性機能障害を引き起こす可能性があります。これには、男性ホルモンが関わっているとされています。フィナステリドによって5αリダクターゼが抑制されることで、ジヒドロテストステロン(男性ホルモン)の産生が抑えられるので、性機能障害といった副作用が起こると考えられるのです。
プロペシア錠の添付文書によると、48週間にわたる臨床試験の結果、276例のうち14件の副作用が見られたと記載があります。おもな症状は、性欲減退が3例(1.1%)、勃起不全が2例(0.7%)です。
また、このほかにもかゆみやじんましん等の過敏症や、睾丸痛、精液の質の低下、肝機能障害等が表れる場合があるとされています。
しかし、性欲減退や勃起不全の発生確率は極めて低い上、治療を中断せざるをえないほど重い副作用が表れることは、臨床の場ではほとんどないといわれています。発毛治療専門クリニックであれば、専門の医師が患者様の状況を把握しながら治療を進めますので、副作用に対してあまり神経質にならなくてもいいでしょう。ただし、治療中、服用後に何らかの異常を感じたら、すみやかに医師に相談するようにしてください。
参考:プロペシア錠 添付文書
発毛専門のクリニックならば安心して治療を受けられる
プロペシアをはじめとしたAGA治療薬に、どのような効果があるのかがわかれば、安心して治療を行うことができます。そして、長期にわたるAGA治療では、発毛専門のクリニックが心強い味方になるはずです。
まずはAGA専門のクリニックで診療しましょう。
クリニックで副作用の説明を詳しく聞きましょう